大会概要・スケジュール
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会期: 2024年12月21日 (土)
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会場: 西南学院大学 3号館
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開催形式: 対面開催
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参加申し込み期間: 8月17日 (金) ~ 11月15日 (金)
※研究発表をされる方は,10月31日までにお申し込みください。
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講座 A:小山憲一郎先生 (福岡県立大学): マインドフルネスという古くて新しい心の在り方:やわらかく、強く、やさしい在り方
マインドフルネスとは,「こうあるべきだ」「こうでなければならない」といった価値観にとらわれることなく,今,この瞬間に起きている目の前のこと(感情や思考,身体感覚など)に注意を向けることだとされています。これにより,不安やストレスが低減することが示されています。小山先生は,これまでマインドフルネスによるストレスマネジメントに関する研究を行っておられ,福岡県立大学で行われているペアレントトレーニングでは参加する保護者にも適用されています。ここでは,ストレス関連疾患(肥満症など)のマインドフルネスについて語っていただきます。
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講座 B:野村れいか先生 (九州大学): 災害時の心理的支援
野村先生は,これまで多職種・他機関と連携しながら,保健福祉センターや精神科病院で親子の育ちを見守り,サポートすることに携わってこられています。また,災害支援や性暴力被害者への支援等,緊急支援にも関わっておられます。野村先生は,これまで関わってこられた方々から「人間ってすごい」ということを教えてもらったとおっしゃっています。これまで,コロナ禍,地震,大雨洪水などさまざまな災害に多くの人々が巻き込まれました。そのような人たちへどのような心理的支援が可能なのでしょうか。ここでは,災害時の心理的支援について語っていただきます。
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講座 C:山田 祐樹先生 (九州大学): 気楽に高めよう再現性
山田先生は,これまでヒトから動物まで多くの心理学実験に取り組んでおられます。心理学実験における再現性とは,別の研究者が同じ方法,同じ条件で同じ実験を行った場合,同じ結果が得られることを意味します。心理学では,過去の研究知見が再現されないという問題(再現性の危機)が指摘されています。これでは,先行研究で確認された事実に基づいて論文を書いても,先行研究に再現性がなければ自ら取り組もうとしている研究自体が崩れてしまうことになりかねません。再現性を高めるにはどうすればよいのでしょうか。ここでは,再現性を高めるための方法や考えを語っていただきます。
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選考委員会 (17 時~17 時 45 分) の時間帯は、
理事以外の参加者は、休憩時間となります。
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懇親会会場: グランドマスターズカフェ百道浜
(福岡市早良区百道浜 1-3-70 ザ・レジデンシャルスイート福岡 1F)
https://fbs1200.gorp.jp/